“流浪人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さすらいびと33.3%
るらうにん33.3%
るろうにん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いらいらした身振りをして、この流浪人さすらいびとは割合人気ひとけの少ない裏通りへ入って行った。
群集の人 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
華やかな白熱燈の下を、石甃いしだたみの路の上を、疲れ切つた流浪人るらうにんのやうな足どりで歩いて居る彼の心のなかへ、せつなく込上げて来ることが、まことにしばしばであつた。
まあ、たぶんこの年を取ってかたくなった流浪人るろうにんの心にも、まだいくらかわかい時代の意気がのこっているとみえる。