“求道者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐどうしゃ50.0%
きゅうどうしゃ25.0%
ぐだうしや25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしそれほどでないにしても、憂悶は詩人のことで、悔恨は求道者ぐどうしゃの段階で、現実と未来に執着の強い科学者が、瞬間に起伏する感情の波にゆすぶられるのは恥辱である。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
大仏ができたといっては宮中で千人の僧尼の得度式とくどしきをやる。もとよりそこには上流階級の人もあったに相違ないが、多数は中流及びそれ以下の社会の求道者きゅうどうしゃであった。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)