“氷原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひょうげん80.0%
ひようげん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の狩はたいてい三四日がかりでしたが、一週間くらい氷原ひょうげんへ出ていったきりのことも、めずらしくはありませんでした。
負けない少年 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
白瀬大尉しらせたいいや、アムンゼンや、シャツルトンらの探検たんけんした南極なんきょくや、北極ほっきょくには、いつも三十メートル以上いじょう暴風ぼうふういているそうだ。その氷原ひょうげん探検隊たんけんたいは、自分じぶんたちの国旗こっきをたてたんだ。
台風の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
北極帶の、廣大な一帶、荒凉たる地方——霜と雪の貯藏地、そこには、幾世紀もの冬の堆積たる、堅い氷原ひようげんが、極地きよくち圍繞ゐねうして