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気不味
ふりがな文庫
“気不味”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣不味
読み方
割合
きまず
81.0%
きまづ
19.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きまず
(逆引き)
「おい!」と造酒は
気不味
(
きまず
)
そうに、「親切で
行
(
や
)
った友達のしわざを、そうまで悪い方へ取らないでも、よかりそうなものに思われるがな」
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「云い出すなら御米の寝ている今である。今ならどんな
気不味
(
きまず
)
いことを双方で言い
募
(
つの
)
ったって、御米の神経に障る
気遣
(
きづかい
)
はない」
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
気不味(きまず)の例文をもっと
(17作品)
見る
きまづ
(逆引き)
突然な斯の来客の底意の程も図りかね、
相対
(
さしむかひ
)
に
座
(
すわ
)
る前から、もう何となく
気不味
(
きまづ
)
かつた。丑松はすこしも油断することが出来なかつた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
僕はたゞ双方の顔いろでそれが何か行き違つた、
気不味
(
きまづ
)
い話だとはすぐに察した。
殊
(
こと
)
に陶の平常に似合はず神経質なのは目立つた。張政府の没落ももう時日の問題なのだから。
南京六月祭
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
気不味(きまづ)の例文をもっと
(4作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“気不”で始まる語句
気不精
気不症
検索の候補
不味
氣不味
不味相
不気味
気味
無気味
気味悪
味気
薄気味
不氣味
“気不味”のふりがなが多い著者
犬養健
二葉亭四迷
夏目漱石
大阪圭吉
久保田万太郎
蘭郁二郎
国枝史郎
福沢諭吉
梶井基次郎
島崎藤村