“毒舌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どくぜつ91.7%
どくぐち8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くしとおもへど流石さすが義理ぎりらきものかや、母親はゝおやかげの毒舌どくぜつをかくしてかぜかぬやうに小抱卷こかいまきなにくれとまくらまであてがひて、明日あす支度したくのむしり田作ごまめ
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
御男子四人は四方へながされ玉ふ、是も時平が毒舌どくぜつによれり。ひめたちは都にとゞまりをさなきはふたり筑紫へしたがへ給へり。
うまうま仲善なかよく、はなをならべて路傍みちばたくさみながら、二人ふたり半死半生はんしはんしやう各自てんで荷馬車にばしやひあがり、なほ毒舌どくぐちきあつて、西にしひがしへわかれるまで、こんなはなしをしてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
、おてんばむすめ甜瓜まくはうりが、かぼちやに毒舌どくぐちきました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)