“殺人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとごろし64.0%
さつじん32.0%
ころし4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう殺人ひとごろしをした悪人なら、まさかりを投げて足を斬ったもよいが、でもこれから殺伐なことは、なるべく謹んでしない方がいいねえ。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とその家庭かてい苦痛くつう白状はくじやうし、ついにこのしよ主人公しゆじんこうのち殺人さつじん罪人ざいにんなるカ……イ……をともなひてその僑居けうきよかへるにいた一節いつせつきはめて面白おもしろし。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
元飯田橋もといいだばし丁子風呂ちょうじぶろの女殺しは、物馴れた役人、手先もたった一目で胸を悪くしました。これほど残酷で、これほど巧妙で、これほど凄い殺人ころしは滅多にあるものではありません。