“此如”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かく50.0%
このごと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
起きよ、我儕われら往くべし。我をわたすもの近づきたり、此如かくいへるとき十二の一人ひとりたるユダつるぎと棒とを持ちたる多くの人人とともに祭司のをさと民の長老としよりもとより来る。
接吻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
堰敢せきあへむなしき死骸にいだき付のう我が妻よ今一度此世にもどりて給はれや言事いふことあり臥轉ふしまろ如何いかなればこそ此如このごと果敢無はかなきにしに有りしやとさけべど答へさへなきゐる我子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)