“正行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まさつら90.5%
マサツラ4.8%
まさゆき4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一団になって、陣所へ曳かれ、さては首切られるかと、覚悟定めていましたところ、いとうら若い大将、楠木河内守正行まさつら殿でした。
日本名婦伝:大楠公夫人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正行マサツラ正時マサトキ和田新発智ワダシンパチドウ新兵衛シンベエ以下兵百四十三名、前皇ゼンコウ御廟ゴビョウニ参ッテ、コノタビノイクサニハ左右ソウナク討死ウチジニ申スベキノ由、御暇オンイトマモウシアゲタテマツリ、如意輪堂ニョイリンドウノ板壁ニ、コレ今生コンジョウノ名残リゾト、各〻
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『信濃の産で、山浦内蔵助、たまきともいい、刀銘には、そのほか正行まさゆきなどともっておるが』
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)