“止利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とり75.0%
トリ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時は止利とりが法隆寺の釈迦三尊を刻んだ時とわずかに二十年余をへだつるのみで、その様式はなお盛んに行なわれていたと思われる。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
伝説的に最古の仏師と目せられる鞍作くらつくり止利とりが個人の名を残しているだけで、他に一名もわが名を残そうとして仏像や建築に署名した者も居らぬ。
飛騨の顔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
止利トリよ、など、さやは囀づる——
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)