“權威”のいろいろな読み方と例文
新字:権威
読み方割合
けんゐ53.3%
ちから33.3%
けんい6.7%
オーソリチー6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子供だけが時として、母の權威けんゐを馬鹿にして、笑ひ飛ばして了つた。夫人はいゝ服裝をして、それを引き立てるやうな風采と態度を持つてゐた。
あゝ比類たぐひなき智慧よ、天に地にまた禍ひの世に示す汝のわざは大いなるかな、汝の權威ちからわかち與ふるさまは公平なるかな 一〇—一二
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
しかしこの噴火ふんかいてもつと權威けんいある調査ちようさげたラクロア教授きようじゆは、同年どうねん十二月十六日以來じゆうにがつじゆうろくにちいらい數回すうかいわた同現象どうげんしよう目撃もくげきした。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
村長のなりがないので、無能な無爲な阿呆野口を助役にして、太政官に宛行あてごうて置いたのであるが、そんなことでは、治まつて行きさうもなくて、權威オーソリチー破壞の聲が
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)