“檄文”の読み方と例文
読み方割合
げきぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは陰謀の檄文げきぶんと軍令状とを書いた裏へ、今年の正月八日から二月十五日までの間に、同盟者に記名調印させた連判状れんぱんじやうであつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
些細ささいな感情から、彼は大きな決心へ移っていた。まもなく河北四州へわたって檄文げきぶんは発しられ、告ぐるに曹操の悪罪十箇条をあげ
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるいは猛激粗暴なる檄文げきぶんを投じ、あるいは詭激きげき無謀なる挙動をなし、てんとしてみずから怪しまず、かえって志士の本色となすがごときはなんぞや。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)