“檀家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんか98.4%
だんけ1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを一とまとめにして、當寺の檀家だんかで、黒門町の兩替屋樽屋金兵衞に引渡し、小判に替へて本堂再建の入費に當てることになりました。
銭形平次捕物控:274 贋金 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
快生が今まで居た下総しもうさのお寺は六畳一間の庵室で岡の高みにある、眺望ちょうぼうは極めて善し、泥棒の這入る気遣はなし、それで檀家だんかは十二軒
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
知っての通りの貧乏寺じゃが幸いにも檀家だんけの者にも用いられ、本堂が大破に及んだ、再建さいこんをせにゃなるまい、わしが世話人に成ってやる奮発せいと、萬屋も心配をして呉れて、これ見ろ
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)