“橇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そり92.0%
かんじき4.0%
かじき2.7%
1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そりに乗ると、「カロリーナ・イワーノヴナのところへ!」と馭者に命じておいて、自分はじつにふっくらと温かい外套にくるまると
外套 (新字新仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
百樹もゝき曰、北越に遊びて牧之老人が家に在し時、老人家僕かぼくめいじて雪をこぐ形状すがたを見せらる、京水かたはらにありて此図をうつせり。穿物はくものは、○かんじきすかりなり。
○かくていそぐほどに雪吹ふゞきます/\甚しく、かじき穿はくゆゑみちおそく日もすでくれなんとす。此時にいたりて焼飯を売たる農夫のうふはらへりつかれ、商人は焼飯にはらみち足をすゝめてゆく
雛の微笑ほほえみさえ、蒼穹あおぞらに、目にうかんだ。金剛神の大草鞋は、宙を踏んで、渠を坂道へり落した。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)