“榮”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
はえ32.2%
さか23.7%
15.3%
さかえ13.6%
えい8.5%
さかゑ1.7%
ざか1.7%
はや1.7%
はれ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殆ど何人と雖も彼の祕密にたづさはるをえざりき、わがこのはえあるつとめに忠なりし事いかばかりぞや、我之がために睡りをも脈をも失へり 六一—六三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「辻斬の曲者は、腕の良い人に斬りかけてあべこべにやられて死んでしまつたことにして、それで市がさかえるぢやありませんか」
食堂では、食器棚が食器でぴか/\輝いてゐた。客間や婦人室には、外國産の植物を揷した花瓶が四壁に輝きえてゐた。
まだその頃は汝等のウッチェルラトイオもモンテマーロにまさらざりき——今そのさかえのまさるごとく、この後おとろへもまたまさらむ 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
角「それがサ、あのお梅という七歳なゝつの時に保泉村の原中で勾引かどわかされたおえいという娘だが、何うしてそれを貴方あんたが娘にしなすったえ」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
つくさして引入ひきいれしすくなからず塞翁さいをうがうまきことして幾歳いくとせすぎし朝日あさひのかげのぼるがごといまさかゑみな松澤まつざは庇護かげなるものから喉元のどもとすぐればわするゝあつ對等たいとう地位ちゐいたればうへこぶうるさくなりてひとりつく/″\あんずるやうけい十町じつちやう
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
都城を破る剛勇のアキルリュウスをはやすべく
イーリアス:03 イーリアス (旧字旧仮名) / ホーマー(著)
うづむばかり又忠兵衞は忠相ぬしが活機くわつき明斷めいだんぼんならでいまあらためて婚姻こんいんむす𫥇人なかうどとまで成給はんと述給のべたまはるの有難さは是のみならず和吉お金も思ひがけなきお奉行のお聲掛りは一世のはれ巨萬きよまんの金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)