“林檎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りんご99.6%
リムゴ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんな客間に集って、母は、林檎りんごの果汁をこしらえて、五人の子供に飲ませている。末弟ひとり、特別に大きいコップで飲んでいる。
愛と美について (新字新仮名) / 太宰治(著)
と青年は寒気の中を急いだ為めにその健康な色の頬をなほ林檎りんごのやうに紅くし、汗ばんだその額を一拭ひして、息を吐き乍ら云つた。
ミ→ウ(「カミヘ」がカウベ、「髪際」がカウギハ)ム→ウ(「竜胆リウタム」がリウダウ、「林檎リムゴ」がリウゴウ)
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)