“枕詞”の読み方と例文
読み方割合
まくらことば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このやくもたつといふ言葉ことばが、うたうへでいふ枕詞まくらことばなのです。すなはちこの場合ばあひは、いづもといふ言葉ことばおこすための、ゑことばなのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「級照」「剌竹」ともに枕詞まくらことばであるが、他は解を要するまでもなかろう。十七条憲法や義疏ぎしょの根底にひそむ精神の発露と申していいであろう。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
坊さんがお経を読む時に、唱える枕詞まくらことばでもありません。南無とは、実に帰依することです。帰みょうの精神です。相手を絶対に愛し敬い、信頼することです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)