“更定”の読み方と例文
読み方割合
こうてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
建文元年二月、諸王にみことのりして、文武の吏士りしを節制し、官制を更定こうていするを得ざらしむ。も諸藩を抑うるの一なりけり。夏四月西平侯せいへいこう沐晟もくせい岷王びんおうこうの不法の事を奏す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
年号の更定こうていには、国家の瑞祥ずいしょうを記念したものもあるがそれは大昔の話、後代は革令革命の理論に基づいて、まった年次にそれが行われた以外、大抵は何か望ましからぬ異変があった次の年に
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)