“智者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちしゃ62.5%
ちしや18.8%
かしこい6.3%
かしこき6.3%
ちえしゃ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、これはよくったことばです、智者ちしゃ哲人てつじん、もしくは思想家しそうかたるものの、他人たにんことなところてんは、すなわちここにるのでしょう、苦痛くつうかろんずるとうことに。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
と、これつたことばです、智者ちしや哲人てつじんしくは思想家しさうかたるものゝ、他人たにんことなところてんは、すなはこゝるのでせう、苦痛くつうかろんずるとことに。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
コノール (口のうちにつぶやく)智者かしこいデュアックは……智者かしこいデュアックはどこにおる? かれはこう言うた「よるの木の葉のささやきに、新しい風の最初いやさきの歎きの息に、波の声のなかに、かつてありしことは聞かれ、やがて来るべきことも知らされる」
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
コノール 智者かしこきカスバの最後の言葉は何であったか?
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
かわって、飯島平左衞門は凛々りゝしい智者ちえしゃにて諸芸に達し、とりわけ剣術は真影流の極意ごくいきわめました名人にて、おとし四十ぐらい、人並ひとなみすぐれたお方なれども、妾の國というが心得違いの奴にて