“景象”の読み方と例文
読み方割合
けいしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平和な長閑のどかな様を歌ふにはなだらかなる長き調を用うべく、悲哀とか慷慨こうがいとかにて情の迫りたる時、または天然にても人事にても、景象けいしょうの活動甚しく変化の急なる時
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
曙覧が客観的景象けいしょうを詠ずるは、新材料を入れたることにおいて、新趣味を捉えしことにおいて、『万葉』より一歩を進めたるとともに、新言語新句法を用いしことにおいて
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)