“景勝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かげかつ62.5%
けいしょう18.8%
けいしよう12.5%
かんかち6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小牧山の直後、秀吉家康の関係が、むつかしかった時だから、秀吉が、上杉景勝かげかつに命じて、昌幸を後援させる筈であったとも云う。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「もっと、御待遇を改めていただきたい。さし当って、新将軍のおやかたなども、どこか景勝けいしょうの地を選んで御造営にかかってもらいたいが」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
景勝けいしよう愉樂ゆらくきやうにして、内湯うちゆのないのを遺憾ゐかんとす、とふ、贅澤ぜいたくなのもあるけれども、なに青天井あをてんじやう、いや、したゝ青葉あをばしづくなかなる廊下らうかつゞきだとおもへば、わたつてとほはしにも、かはにも
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
どこか遠くから景勝かんかち団子の太鼓の音が聞こえてきて、すぐやんでしまった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)