“時化”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しけ97.9%
シケ2.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それにしても、なにをしてやがるンだろう。こんなところで沖もやいする気でもあンめえ。時化しけでもくらいやがって舵を折ったか」
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「目と鼻の先、香山飯店へ行くんだ。時化しけで船が出ねえから飯を食いに行こうってえのに何もいちいちとがめることはねえでしょう」
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
時化シケ、米がなくなつて餅がある
其中日記:03 (三) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)