“昼日中”のいろいろな読み方と例文
旧字:晝日中
読み方割合
ひるひなか95.0%
ひなか5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊「昼日中ひるひなか二人で出てはいけない、今夜の仕舞汽車で間にあうように、そして横浜まで落延びておいて、明朝あす一緒にこう」
「ばかなことを言いたまえッ、女情にょじょうにおぼれている啓之助のめかけなどを、誰が仲間ちゅうげんと一緒になって、この昼日中ひるひなか、両刀を差すものが追い廻していられるものか」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おきみは珍らしくむっとした顔をして「お昼日中ひなかから——」と呟いて、相手にしませんのを
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)