“昭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あき30.0%
しょう20.0%
てら20.0%
あらは10.0%
せう10.0%
アキラ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読み返しくに、はづかしきことのみ多き心の跡なれば、あきらかにやはらぎたるあら御光みひかりもとには、ひときはだしぐるしき心地ぞする。晶子
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
郷里宛城えんじょうの田舎に引籠ひきこもっていた司馬懿しばい仲達は、退官ののちは、まったく閑居の好々爺こうこうやになりすまし、兄司馬、弟司馬しょうのふたりの息子あいてに、至極うららかに生活していた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
行者の暗冥をてらし、速やかに悉地しっちを得せしめんとする迅速の義と三あり、今世俗に馬の守護神として尊崇せられ、馬の追福のためにその石像を路傍に建つる由言い居る。
君の御馬前に天晴あつぱれ勇士の名をあらはして討死うちじにすべき武士ものゝふが、何處に二つの命ありて、歌舞優樂の遊にすさめる所存の程こそ知られね。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
そして、たとへば、たとへばと諸賢しよけんのの麻雀振マアジヤンぶり紹介せうかいするつもりだつたが、ちやうどゆるされた枚數まいすうにもたつしたし、あとのたたりもおそろしいので。(せう五・三・三)
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
カカルトキオモワザリキ、将星チントシテ、我今生コンジョウノ命スデニ終ラントスルヲ天ノ告ゲ給ウアラントハ。——謹ンデ静夜ヲ仰ギ、アキラカナル天心ニモウス。北極元辰ゲンシンモマタ天慈ヲ垂レ地上ノタンヲ聞キ給エ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)