“星霜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいそう78.3%
せいさう17.4%
つきひ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぱっと咲き、ぽたりと落ち、ぽたりと落ち、ぱっと咲いて、幾百年の星霜せいそうを、人目にかからぬ山陰に落ちつき払って暮らしている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
身長みのたけしやくちかく、灰色はいいろはりごと逆立さかだち、するどつめあらはして、スツと屹立つゝたつた有樣ありさまは、幾百十年いくひやくじふねん星霜せいさうこの深林しんりん棲暮すみくらしたものやらわからぬ。
それでもこのなが星霜つきひあいだにはなにやとあとからあとからさまざまの事件こといてまいり、とてもその全部ぜんぶ御伝おつたえするわけにもまいりませぬ。