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明州
ふりがな文庫
“明州”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みんしう
33.3%
みんしゅう
33.3%
めいしゅう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みんしう
(逆引き)
明州
(
みんしう
)
の
人
(
ひと
)
、
柳氏
(
りうし
)
、
女
(
ぢよ
)
あり。
優艷
(
いうえん
)
にして
閑麗
(
かんれい
)
なり。
其
(
そ
)
の
女
(
ぢよ
)
、
年
(
とし
)
はじめて十六。フト
病
(
やまひ
)
を
患
(
うれ
)
ひ、
關帝
(
くわんてい
)
の
祠
(
ほこら
)
に
祷
(
いの
)
りて
日
(
ひ
)
あらずして
癒
(
い
)
ゆることを
得
(
え
)
たり。よつて
錦繍
(
きんしう
)
の
幡
(
はた
)
を
造
(
つく
)
り、
更
(
さら
)
に
詣
(
まう
)
でて
願
(
ぐわん
)
ほどきをなす。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
明州(みんしう)の例文をもっと
(1作品)
見る
みんしゅう
(逆引き)
元
(
げん
)
の末に
方国珍
(
ほうこくちん
)
と云う者が
浙東
(
せっとう
)
の地に割拠すると、
毎年
(
まいねん
)
正月十五日の
上元
(
じょうげん
)
の
夜
(
よ
)
から五日間、
明州
(
みんしゅう
)
で燈籠を
点
(
つ
)
けさしたので、
城内
(
じょうない
)
の者はそれを
観
(
み
)
て一晩中遊び戯れた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
明州(みんしゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
めいしゅう
(逆引き)
牡丹燈記の話は、
明州
(
めいしゅう
)
即ち今の
寧波
(
にんぽう
)
に
喬生
(
きょうせい
)
と云う
妻君
(
さいくん
)
を無くしたばかしの
壮
(
わか
)
い男があって、正月十五日の
観燈
(
かんとう
)
の晩に
門口
(
かどぐち
)
に立っていた。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
明州(めいしゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“明州”の解説
明州(めいしゅう)は、中国およびベトナムにかつて存在した州。
(出典:Wikipedia)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“明”で始まる語句
明
明日
明瞭
明後日
明石
明晰
明朝
明白
明星
明方
“明州”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
田中貢太郎