“明々後日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やのあさつて33.3%
しあさって22.2%
しあさつて22.2%
そのあさって11.1%
やのあさって11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明日あす明後日あさつて明々後日やのあさつて」と女は指を折つて、「明々後日やのあさつて決定きまつたの。然しね、私は今になつて又氣が迷つて來たのよ」
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
明々後日しあさっては、どうやら俺が真々館へ乗り込んで、一席ずつやり合うというんじゃないか。
寄席 (新字新仮名) / 正岡容(著)
可児君の声 それぢや、明日……はいけないと、明後日もなんだから、明々後日しあさつてにしてくれ給へ。(間)いや、朝のうちがいゝな。(間)うん、それぢや、失敬。どうも今日は取り込んでゐて……。
可児君の面会日 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
明日あす、また明後日あさって明々後日そのあさっても、幾度いくたびも、本尊の前途を見届けるまでは、貴方は帰さん、誰にも逢わん。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あす、あさって、明々後日やのあさって」と女は指を折って、「やのあさってに決まったの。しかしね、わたしは今になって、また気が迷って来たのよ」
少年の悲哀 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)