“日附”の読み方と例文
読み方割合
ひづけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日附ひづけは書いてないが墨色すみいろも書体も一様でないところを見ると、一に書いたものでないことが明らかで、間々まま聯絡れんらくがついている。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「——娘さん。鴨下ドクトルから、二、三日うちに当地へ来いという手紙が来たという話やが、それは何日の日附ひづけやったか、覚えているか」
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「へんなこともあるものじゃ——まさしゅうこれは家康公いえやすこうのお手紙で、おまけに今夕こんゆうのお日附ひづけとなっている」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)