“日記”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にき60.0%
につき26.7%
にっき6.7%
ダイヤリー6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京伝翁のせつに、かゆの木とは正月十五日粥をたるたきゞつゑとし、子もたぬ女のしりをうてば男子をはらむといふ祝ひ事なりとて、○まくら草紙さうし狭衣さごろも弁内侍べんのないし日記にきその外くさ/\のしよひき
なんと……おなこと昨年さくねんた。……篤志とくし御方おかたは、一寸ちよつと日記につき御覽ごらんねがふ。あきなかばかけて矢張やつぱ鬱々うつ/\陰々いん/\として霖雨ながあめがあつた。三日みつかとはちがふまい。
番茶話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
制動室というのはブレーキがあるからそういうので、車掌室のことだ。自分はそこのかたいこしかけへ腰をおろすと、うすぐらいシグナル・ランプをたよりに、かたい鉛筆えんぴつをなめなめ、日記にっきをつけた。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
ペピイスの『日記ダイヤリー』一六六四年正月の条に兎の足を膝関節込みに切り取って佩ぶれば疝痛せんつう起らずと聞き、笑い半分試して見ると果して効いたとある。