“文学”のいろいろな読み方と例文
旧字:文學
読み方割合
ぶんがく50.0%
25.0%
ものがたり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薯蕷じねんじやう九州きうしゆう山奥やまおくいたるまで石版画せきばんゑ赤本あかほんざるのなしとはなうごめかして文学ぶんがく功徳くどく無量広大むりやうくわうだいなるを当世男たうせいをとこほとんど門並かどなみなり。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
又生活も何も野上さんのように、文学のうちにまとめることも出来ない。もっと動き、もっと移り、而して、実に永劫な連鎖を持つ社会の変遷と云うようなものがひどく自分の心を牽くのだ。
杉山さんというお医者さん、文学ものがたりが好きで眼が肥えていて、ちょっと玄人跣足くろうとはだしだった。お酒を呑むと武勇を揮い、私なんかも時々嚇かされたが、酒がさめると穏しくなり、よくご馳走をしてくれた。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)