“探訪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たず16.7%
たづ16.7%
たねとり16.7%
たんぼう16.7%
たんぽう16.7%
めあかし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あなたを探訪たずねて来たのよ。」そして彼女は奉行所ぶぎょうしょの役人だけが持っている大きな名札を見せた。
「貴方を探訪たづねて来たのよ。」そして彼女は奉行所の役人丈けが持つてゐる大きな名札を見せた。
『私は「毎日新聞」の探訪たねとりで、菊池兼治と云ふ者であります。』
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
彼の役割は絶えず受話器を耳にして「世間」を聴く一種の探訪たんぼうに過ぎなかった。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「大爆発大いに結構。その前に一言でもいいから博士直々じきじきはなしうかがいたいのです。すばらしい探訪たんぽうニュースに、やっと取りついたのですからな。さあ白状なさい」
付村の探訪めあかし薩摩傳助さつまでんすけ赤貝あかがひ六藏の二人をつれのどかわきし體にて此寺へ這入り水をこひのまんとしながら樣子をうかゞひ居たるにお芳は味噌みそたらぬとて臺所へ來り老僕おとなに味噌を出させるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)