“捩合”の読み方と例文
読み方割合
ねぢあ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしも息苦き温気うんきも、むせばさるるけふりの渦も、皆狂して知らざる如く、むしろ喜びてののしわめく声、笑頽わらひくづるる声、捩合ねぢあひ、踏破ふみしだひしめき、一斉に揚ぐる響動どよみなど
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
又激く捩合ねぢあ郤含はずみに、短刀は戞然からりと落ちて、貫一が前なる畳に突立つつたつたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)