“持帰”のいろいろな読み方と例文
旧字:持歸
読み方割合
もちかえ50.0%
もちかへら33.3%
もちかへ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此処ここで見るならば許して苦しくないが、家に持帰もちかえることは出来ませぬと、その係の者が云う。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
も小千谷に遊びし時、此石を話柄はなしのたねに一ツ持帰もちかへらんとせしに、所の人のいふやう、此神是石このいしをしみ玉ふといひつたふときゝて取たるをもとの処へかへし
ちゝ以前いぜん持帰もちかへつた、神秘しんぴ木像もくざうあとの、心当こゝろあたりをさがところ、——にもけないまでわすれてしまつて、温泉宿をんせんやど亭主ていしゆんで、たづねたのが、つたへた双六谷すごろくだにことだつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)