“拙筆”の読み方と例文
読み方割合
せっぴつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何方どなたがお出でになってもお逢いにはなりません、種々いろ/\な名を附けてお出でになります、碌々ろく/\知らんものでも馴々なれ/\しく私は書家でございます、拙筆せっぴつを御覧に入れたいと
これまたむを得ざる次第しだいなれども、かくに明治年間にこの文字を記して二氏を論評したる者ありといえば、またもって後世士人の風を維持いじすることもあらんか、拙筆せっぴつまた徒労とろうにあらざるなり。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)