“拇指”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おやゆび91.7%
ぼし7.0%
れこ0.6%
オヤユビ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中指の爪が一番はやく伸び、拇指おやゆびのが一番遅い。両手をくらべると、右手の爪が左手のよりも幾分はやく伸びる慣はしになつてゐる。
この鋲を拇指ぼしの腹でグッと麻雀台に刺しこむと鋲の頭の肉が薄いために針が逆につきぬけて拇指ぼしをプスッと刺し貫く筈です。
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
お姿の見えぬやうにしたまへかし、この間も御存知の何某様二階にて大浮かれの最中、旦那様のお声聞こえてより、拇指れこは内にかと俄の大しけこみ、それよりは花々しき騒ぎもなく
野路の菊 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
三、タケが二尺グライノ花瓶カビン、口ニ拇指オヤユビヲ置キテ指ヲ中ニサシ入レテ花瓶ノ内側ヲサグリ、中指ガアタルトコロニ、チイサク5098ト墨書ボクショシアリ。