“技女”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ギヂヨ60.0%
ぎじょ20.0%
ぎぢよ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かうしてツムめた藕絲は、皆一纒めにして、寺々に納めようと、言ふのである。寺には、其々ソレヽヽ技女ギヂヨが居て、其絲で、唐土樣モロコシヤウと言ふよりも、天竺風な織物に織りあげる、と言ふ評判であつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
こうしてつむめた藕糸は、皆一纏ひとまとめにして、寺々に納めようと、言うのである。寺には、其々それそれ技女ぎじょが居て、其糸で、唐土様もろこしようと言うよりも、天竺風てんじくふうな織物に織りあげる、と言う評判であった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
かうしてつむめた藕絲は、皆一纏めにして寺々に納入しようと言ふのである。寺には其々それ/″\技女ぎぢよが居て、其絲で、唐土様もろこしやうと言ふよりも、天竺風な織物を織るのだと言ふ評判であつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)