トップ
>
手鎖
ふりがな文庫
“手鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てぐさり
75.0%
てがね
12.5%
てじょう
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てぐさり
(逆引き)
これは
寛政
(
かんせい
)
御改革のみぎり
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
が
黄表紙御法度
(
きびょうしごはっと
)
の
御触
(
おふれ
)
を破ったため五十日の
手鎖
(
てぐさり
)
、版元
蔦屋
(
つたや
)
は
身代半減
(
しんだいはんげん
)
という
憂目
(
うきめ
)
を見た事なぞ
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
手鎖(てぐさり)の例文をもっと
(6作品)
見る
てがね
(逆引き)
本繩
(
ほんなは
)
に掛引出せば
後
(
あと
)
より女房お里も
手鎖
(
てがね
)
にて家主付添立出る九郎兵衞夫婦は是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手鎖(てがね)の例文をもっと
(1作品)
見る
てじょう
(逆引き)
一人
(
ひとり
)
は切腹に、一人は獄門に、五人は死罪に、七人は遠島に、十一人は追放に、九人は
押込
(
おしこめ
)
に、四人は
所払
(
ところばら
)
いに、三人は
手鎖
(
てじょう
)
に、七人は
無構
(
かまいなし
)
に、三人は
急度叱
(
きっとしか
)
りに。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
手鎖(てじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“手鎖”の意味
《名詞》
犯人などの両手の手首などに金属製の鎖などをはめ、手の自由を拘束する器具。手錠。
江戸時代の刑罰の一つ。
(出典:Wiktionary)
“手鎖”の解説
手鎖 (てじょう)は、江戸時代の刑罰。前に組んだ両手に瓢箪型の鉄製手錠をかけ、一定期間自宅で謹慎させる。主に牢に収容する程ではない軽微な犯罪や未決囚に対して行われた。戯作者の山東京伝が1791年に、浮世絵師の喜多川歌麿が1804年にそれぞれ五十日手鎖の刑を受けたことで有名である。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
鎖
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
検索の候補
鎖籠手
“手鎖”のふりがなが多い著者
作者不詳
島崎藤村
永井荷風
吉川英治
山本周五郎
野村胡堂