“手鎖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てぐさり75.0%
てがね12.5%
てじょう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは寛政かんせい御改革のみぎり山東庵京伝さんとうあんきょうでん黄表紙御法度きびょうしごはっと御触おふれを破ったため五十日の手鎖てぐさり、版元蔦屋つたや身代半減しんだいはんげんという憂目うきめを見た事なぞ
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
本繩ほんなはに掛引出せばあとより女房お里も手鎖てがねにて家主付添立出る九郎兵衞夫婦は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一人ひとりは切腹に、一人は獄門に、五人は死罪に、七人は遠島に、十一人は追放に、九人は押込おしこめに、四人は所払ところばらいに、三人は手鎖てじょうに、七人は無構かまいなしに、三人は急度叱きっとしかりに。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)