“戦場”のいろいろな読み方と例文
旧字:戰場
読み方割合
せんじょう66.7%
いくさば28.6%
せんじやう4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おじさんは、戦場せんじょうのことでもおもったのか、ちょっとさびしいかおをして、ためいきをしました。それから、ちあがりました。
春さきの朝のこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
みだれ焼きの槍の上手で、また、戦場いくさばでは、五本の“飛閃刀なげがたな”を背にかくし、百歩離れて人を仆すという神技の持ち主です
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このゆゑに市にちゞみを持ゆくは兵士へいし戦場せんじやうにむかふがごとし。さてちゞみの相場は大やうは穀相場こくさうばにおなじうして事は前後ぜんごす。としきようすればこくは上りちゞみは下る。年ゆたかなればちゞみは上りこくは下る。