“我眼”の読み方と例文
読み方割合
わがめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等が人々を折檻せつかんする時に、人々は無上の快楽を感ずるなり、我眼わがめ曇れるか、彼等の眼ひたる、之を断ずる者は誰ぞ。
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
で、私の臆病には自分ながら愛想あいそきる位で、倫敦へ帰ったのちも、例の貴婦人の怖い顔が明けても暮れても我眼わがめ彷彿ちらついて、滅多に忘れるひまがない。
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)