“愛玩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あいがん87.1%
ペット6.5%
あいかん3.2%
あいぐわん3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西人のわが草木を愛玩あいがんし、わが草木を貴重するは、実に先生より始りました。先生の功は、まことにさかんなるものではありますまいか。
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)
仮死したような大煙突が夜露の汗をかいて、その下で、船のお医者シップス・ダクタア——と言うのはつまり料理番クックだ——が、愛玩ペットのポケット猿に星を見物させていた。
我々の購買力が此の便利ではあるが贅沢品ぜいたくひんと認めなければならないものを愛玩あいかんするに適当な位進んで来たのか
余と万年筆 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
山百合やまゆりのマルタゴン、いろい眼をしたマルタゴン、東羅馬ひがしろおまの百合の花、澆季皇帝げうきくわうてい愛玩あいぐわん聖像せいざうかう
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)