“御鈴”の読み方と例文
読み方割合
みすず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お糸さんは油揚あぶらあげを買つてお穴様へ供へた。そして御鈴みすずを何遍もふつた。かすか柏手かしはでもうつた。長いこと礼拝をした。やがて暗い穴の中へ杓子を入れて砂を三杯ほど紙袋につめた。
二黒の巳 (新字旧仮名) / 平出修(著)