“御祭礼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おまつり66.7%
ごさいれい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山は御祭礼おまつりで、お迎いだ——とよう。……此奴こやつはよ、でかきのこで、釣鐘蕈つりがねだけと言うて、叩くとガーンと音のする、劫羅こうら経た親仁おやじよ。
茸の舞姫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
七之助さんもとうとうその気になったと見えて、このあいだの夕方、神明様の御祭礼おまつりの済んだ明くる日の夕方に、わざと盤台をからにして帰って来たんです。
半七捕物帳:12 猫騒動 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
寛宝かんぽう三年の四月十一日、まだ東京を江戸と申しました頃、湯島天神ゆしまてんじんやしろにて聖徳太子しょうとくたいし御祭礼ごさいれいを致しまして、その時大層参詣さんけいの人が出て群集雑沓ぐんじゅざっとうきわめました。
五月五日は府中ふちゅう大国魂おおくにたま神社所謂六所様の御祭礼ごさいれい
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)