“御神馬”の読み方と例文
読み方割合
ごしんめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊勢は必ず御神馬ごしんめに乗って、かけて来られるに相違ないから、これはなんでもよほど早く出かけぬと負けるといって、夜の明けぬうちに出発なされました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
がらにもなく、尋常らしい聲を出すからだよ。小笠原流に物申すぢや、聞えはしないやな。お前が八幡樣の御神馬ごしんめの生れ變りで、金はウンと出來るが、女の子は出來ないといふ、有難い本を
普通ならば御神馬ごしんめと唱えて、ほんとうの生きた馬を飼っておくのですが、ここのはほんとうの馬と同じ大きさの木馬で、いつの昔に誰が作ったのか知りませんが、その彫刻は実に巧妙なもので
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)