“御沙汰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごさた84.8%
ゴサタ9.1%
おさた6.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふ江戸表御老中えどおもてごらうぢうから、御奉書おほうしよ到着たうちやくいたした。一にち支度したく三日みつか道中だうちうで、出府しゆつぷいたせとの御沙汰ごさたぢや。』と、おごそかにつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
こりや、答へる訣にも行くまい。氏上に押し直らうとしたところで、今の身の考へ一つを抂げさせるものはない。上樣方に於かせられて、お叱りの御沙汰ゴサタを下しおかれぬ限りは——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
えらび御親子御對顏の儀計らひ奉るべく就ては御日げん御沙汰おさたねがひ奉るとの儀なれば將軍吉宗公には是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)