“御志”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おこころざし28.6%
おんこころざし28.6%
おこゝろざし14.3%
みこころざし14.3%
みこゝろざし14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女子 (感激し)誓うとおっしゃるまでの御志おこころざし、私はどうしておろそかに致されましょう。
レモンの花の咲く丘へ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
後鳥羽上皇の御志おんこころざし、朝権恢復の御志を継がれ、そちをはじめとして俊基など、誠忠志を同じゅうするもの、主上を翼賛しまいらせて、今度このたびの挙を計りたるに、われ若年とはいいながら
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかも、北條氏が皇位継承の問題にさへ、容喙ようかいすることを憤らせ給うた天皇は、後鳥羽上皇の御志おこゝろざしを継ぎ、つとに、北條氏討滅の御計画を廻らせられてゐた。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
御志みこころざしおもい玉わん人々は
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こひ一方いつはうつよよく一方いつはうはきものとくはいつはり何方いづれすてられぬ花紅葉はなもみぢいろはなけれど松野まつのこゝあはれなり、りとて竹村たけむらきみさしき姿すがたおもえもしたれ、あさからぬ御志みこゝろざしかたじけなさよ
たま襻 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)