“御姉妹”の読み方と例文
読み方割合
ごきょうだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ人並ひとなみみすぐれて情義深なさけふかいことは、お両方ふたかた共通きょうつう美点みてんで、矢張やは御姉妹ごきょうだい血筋ちすじあらそわれないように見受みうけられます……。
そして御姉妹ごきょうだいは、と清葉がくから、(実は。)と出ました。……実は、それに就いて、と言ったもんです。何に就いてだが、自分にも分らない。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こんな結構な御姉妹ごきょうだいを持った良いお嬢さんはいらっしゃらないと思うにつけても、何か自分に課せられた責任を果たさずに行くような気がしてならず
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)