“征”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
50.0%
16.7%
15.0%
せい5.0%
3.3%
1.7%
1.7%
おさ1.7%
しちやう1.7%
しちょう1.7%
1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬超がけば、成功疑いなしと思った。張魯はここに意を決して、一軍を彼にさずけ、楊柏を軍奉行いくさぶぎょうとして、ついに援蜀政策を実行に移した。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたしたちの千人針を持たないでったひとは、みな千早とやら金剛山とやらで死んでおりますよ。——と。さえずりぬく。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
後詰め(ゴズメ)というのは、日本の昔の戦争に於ける専門語であって、それは、Aという国がBという国をめる時、Cという友邦に向い
今昔茶話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
されどいかがしてこれを五一せいし得ん。只いへごとに五二暮をかぎりて堅くとざしてあれば、近曾このごろ国中くになかへも聞えて、人の往来いききさへなくなり侍るなり。
いざたせ早や東へ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
引率し、表門から向かうことにする。一世一代の赤格子めだ、命限り働くがいい
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
このまゝに つことを思ひみて、しみ/″\と居り。庭の秋雨
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
因州いんしゅう薩州さっしゅうの兵三千、大砲二十門を引いて、東山道軍と称し、木曾路から諏訪へ這入り、甲府を襲い、甲府城代佐藤駿河守殿をおさめ、甲府城を乗取ろうとしているのじゃ。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「さア、親分何うです、中が死んで、すみが死んで、目のあるのは幾つもありませんぜ。——今更しちやうの當りなんか打つたつて追つ付くもんですか」
「さア、親分どうです、中が死んで、すみが死んで、目のあるのは幾つもありませんぜ。——今さらしちょうの当りなんか打ったって追っつくもんですか」
「我レ東ヲチシヨリ、茲ニ六年ニナリヌ、又天皇ノリテ、兇徒キョウトコロサレヌ。」と、後世つくられた、いわゆる「建国の詔」に、その事が明らかにされてある。