“彷遑”の読み方と例文
読み方割合
さまよは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしやこのゑんいとひたりとも、野末の草花さうくわは書院の花瓶くわびんにさゝれん物か。恩愛ふかき親に苦を増させて、我れは同じき地上に彷遑さまよはん身の、とりあやまちても天上はかなひがたし。
軒もる月 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)