“廃物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいぶつ33.3%
すたりもの22.2%
くず11.1%
すたり11.1%
すたれもの11.1%
ウェースト11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただしこれは海産物と廃物はいぶつによって養う分の家畜は論外であります。然しながらそれを計算に入れてもまた大丈夫だいじょうぶです。
ビジテリアン大祭 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そんなら旦那様わしい一つお願いが有りやすだ、其処そこらに落ちてる廃物すたりものを拾いめて、それを売り、二文でも三文でも旦那様へ預けるから、安い利でいが
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こうして集まって来たものは皆、倉庫に山と積まれたまま腐って廃物となってしまったが、しまいには彼自身までが、一種の人間の廃物くずになってしまったのだ。
然し女に廃物すたりは無い。お春さんは他の東京からもらわれて来た里子のはての男と出来合うて、其私生児を残して嫁に往った。而して二人は今幸福に暮らして居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
永遠にのろわれた廃物すたれものが美を愛するものに
日本人の簡単な生活様式に比して、我々は恐ろしく大まかな生活をしている為に、多くの廃物ウェーストを処分しなくてはならず、而もそれは本当の不経済ウェーストである。