“幽栖”の読み方と例文
読み方割合
いうせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わが来り投ぜしところは、都門を離るゝ事遠からずといへども、又た以て幽栖いうせいの情を語るに足るべし。これ唯だ海辺の一漁村、人烟稀にして家少なく、数屋の茅檐ばうえん、燕来往し、一匹の小犬全里を護る。
客居偶録 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)