“幼婦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をとめご50.0%
おとめ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼婦をとめごおなこころ須臾しましくときむとぞおもふ 〔巻十二・二九二一〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
幼婦をとめごは」といったので、これは「わたくしは」というのと同じだが、客観的に「幼婦は」というのにかえって親しみがあるようであり、「幼婦をとめご」というから此歌がおもしろいのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
この幼婦おとめのわたくしも、あなた同様、しばらくも休むことなく、絶えずあなたにお逢いしたいのです、というのであるが、男から、絶えずお前を見たいと云って来たのに対して
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)